今や容器と言えばプラスチック。軽くて丈夫で長持ちして安い。百円ショップにもいろいろなサイズやデザインがあります。昭和30年代後半あたりから頻繁に使われるようになりました。
石油から安く簡単に作れるといったことやコストダウンも兼ねて市場に出てきました。特に食品を保存するときに重宝するので主婦層に人気がありました。一方で陶器は粘土からから作られ、手間がかかりますのでプラスチック容器と違って値段が高いです。昔からあるものですので、稀に希少価値のあるものもあります。
割れやすく重く使い勝手があまりよくないこともあり、若い世代では使用頻度がプラスチック容器からすると極端に低いです。中には国内や世界中の陶器をコレクションにされている方がいます。陶器と総合的に比べると、明らかにプラスチック製に人気があります。あくまでも人によって価値観が変わってきますので一概には言えません。
ただし使い勝手を考えるとプラスチックの方です。そのためかこれらの製品がたくさんありすぎて、そのことがゴミ問題になっています。今問題になっているのが海洋汚染です。石油から作られるプラスチック製は自然界で分解されませんので、使い終わったものが不法投棄されると最終的には海洋汚染問題になります。
また森林にも不法投棄されてゴミ問題に発展しています。プラスチック製には功罪がある分、地球環境問題を考えるうえでプラスチック製について多くの人が認識してほしいのです。