保存容器の選び方とは

保存容器と一言で言っても色々と種類が合って、どれにしたら良いか分からないという人は少なくありません。では具体的にどのように選んだらよいかというと、いくつかポイントがあるので詳しく見ていきましょう。まず用途に合ったものを選ぶという点です。容器には大きく分けてプラスティックやガラス、ホーローがあり、それぞれ特徴が異なります。

プラスティックは保存容器としては定番で、軽くて壊れにくいのが特徴です。その為小さな子供がいても安心して使用する事が出来ます。主に生野菜やパスタにシリアル、それからアーモンド等のナッツ類を保存するのに適しています。ただ食材の色や臭いがつきやすい為、他のものと比べて劣化が早いというデメリットもあるので、定期的に買い替えるようにしましょう。

ガラス製のものは食材の色や臭いがつきにくいというメリットがあります。その為見た目はキレイなまま保存する事が可能です。主にカレーやキムチにピクルス、ピザソース等色がつきやすいものを保存するのに適しています。しかし値段が高かったり、容器が重いという事がデメリットです。

さらに床に落としたら割れてしまう為、特に子供がいる家庭は取り扱いに注意が必要です。ホーローは鉄やアルミ等の金属にガラス質の釉薬を付けてコーティングしたもので、つるっとした手触りが特徴で、ガラス質で表面が覆われています。その為酸や塩分に強く、食品の色がつきにくいというのが魅力として挙げられます。主にカレーや味噌にグラタン等を入れるのに使われています。

このように容器によって特徴は大きく異なるので、用途に合わせて選ぶと良いです。他にもなるべく密閉性が高いものを選ぶという方法もあります。食品は空気に触れる程傷みやすくなります。密閉性が高ければ高い程、きちんと保存する事が出来ますし、汁漏れや臭い移りも防ぐ事が出来るので、密閉性を重視して選ぶというのも悪くありません。